玄米は毎回洗って浸して炊いてという流れに少し構えてしまうというような気持ちを持ったことがある人は少なからずおられるのではないでしょうか。最近は玄米をベースにしながら洗米の手間を前提とせず使えるよう整えられたタイプも見かけるようになりました。
玄米の栄養素を日常の中で無理なく取り入れることを意識しものです。このコンテンツでは、そうした「無洗米玄米」がどんな位置づけなのか?どんな人にとって使いやすいのか?という視点から整理していきます。玄米との距離を自分の生活に合わせて選び直す参考となりますのでお読みいただければ幸いです。
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無洗米玄米は必要?
無洗米玄米は玄米に関心はあっても毎回の洗米や下準備が大変で白米程度のもう少し手短で手軽に行えるものはないかと感じている方には朗報かもしれません。玄米は体に良さそうだなのでもっときちんと向き合いたいと考えている人にハードルを下げた玄米が求められています。
無洗米玄米は続けやすさや扱いやすさに軸を置き生活の中で無理なく取り入れることを意識した調整された食品です。生活のリズムは日によって変わることもあり帰宅時間が読めない日や食事のタイミングが遅くなった日には準備が必要な玄米は敬遠されがちですが無洗米玄米はそうした不規則さを受け止めることができます。
また家族や同居人があり白米食が中心の場合、自分のために玄米だけを別に準備するとなると大きな負担になることがあります。無洗米玄米は一緒に白米から玄米に切り替える際の摩擦を小さくする役割も担えて使いやすい状態となっています。
時間や気持ちに余裕がある日は普通の玄米を選び余裕がない日は無洗米玄米にするなどという選択を自然なものとしてくれます。味や食感についても整えられたものもあり炊く前に感じるハードルを下げてくれます。無洗米玄米は玄米を続けるための別の入口となっています。
玄米との距離が変わるとき
玄米に対する向き合い方は、いつも同じとは限りません。生活の状況や気持ちの余裕によって近づきたい日もあれば少し距離を取りたい日もあります。普通の玄米は時間や気持ちに余裕があるときに向き合いやすい食品です。
一方で日々の流れが慌ただしいときや準備に気持ちが追いつかないときには、その距離感が重く感じられることもあります。そんなときには白米に戻ることもできます。その変化は玄米が合わなくなったというより生活側の条件が変わった結果ともいえます。
無洗米玄米はそうした距離の揺らぎが生まれたときに間に入ります。玄米をやめるほどではないけれど、これまでと同じ付き合い方は難しいようなタイミングで玄米との関係を一度組み直すための余地をつくります。
玄米は近づいたり少し離れたり、その中間として無洗米玄米を選んだりすることも含めて玄米との関係は続いていきます。
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無洗米玄米が向いている人
無洗米玄米は特定の場面で使いやすい玄米と考えると分かりやすくなります。玄米を続けたいという気持ちはあるけれど毎回きちんと準備する余裕があるとは限らない。そんな日常の揺らぎを前提にした選択肢です。
たとえば玄米を主食にしたいと思いながらも洗米や浸水の工程が負担に感じられる日があります。体調や気分によっては、その準備を考えるだけで少し構えてしまうこともあります。
無洗米玄米はそうしたタイミングで玄米から完全に離れずに済みます。
生活リズムが日によって変わる人にとっても、この形は使いやすい存在です。帰宅が遅くなった日や食事の時間が読めない日には準備を簡略化できることが助けになります。無洗米玄米は玄米を続けるための幅を広げる一つの選択肢になります。
無洗米玄米が合わない場面もある
無洗米玄米は使いやすい玄米ですが、すべての人や場面に向いているわけではありません。
それは欠点というより役割が異なるからです。たとえば調理そのものを楽しみたい人にとっては通常の玄米のほうがしっくりくる場合があります。
洗米や浸水炊き上がりの変化を確かめる時間も含めて玄米と向き合うこと自体が食事の楽しみになっているからです。そうした工程を大切にしたい場合、無洗米玄米は少し物足りなく感じられることがあります。
糠の香りや炊き上がりの個性を含めて玄米が好きな人も同様で玄米ならではの風味や炊き方による違いを味わいたい場合には工程が整理された無洗米玄米より普通の玄米のほうが表現の幅を感じやすいことがあります。
また玄米を健康管理や趣味の一環として扱っている場合も無洗米玄米は主役になりにくいかもしれません。自分なりの炊き方やリズムを持ち玄米とじっくり付き合っている人にとっては簡略化された形が合わないこともあります。
無洗米玄米が合わないのは、どの距離感で玄米と関わりたいかの違いで玄米を深く楽しみたいときには普通の玄米を選び負担を減らしたいときには別の形を選ぶというような使い分けができ選択肢が広がっているといえます。
ここで無洗米玄米の炊き方やおすすめ製品にご興味がおありの方は下のボックスから内部リンクしておりますのであわせてお読みくださいませ。
白米・通常玄米との使い分け
白米・無洗米玄米・普通の玄米は、どれが優れているかで並べるものではありません。それぞれが生活の中で違う役割を持っています。白米は玄米では体調や気持ちに負担となりそうなときに選ぶことができますし消化のしやすさや慣れ親しんだ食感があり食事を調整したいときの基準点になります。
玄米を続けている人にとっても白米に戻ることは体や生活を立て直したいときには自然な選択となります。無洗米玄米は、その中間に位置するもので玄米の要素を残しながら生活のリズムに合わせて手軽に使えるよう整えられています。
玄米から離れすぎず、かといって負担も増やさない無洗米玄米は主食を調整するための選択肢として役立ちます。普通の玄米は時間や気持ちに余裕があるときに洗米や浸水を含めた工程も玄米の一部として受け取れて過程ごと楽しみたい場合に向いていて玄米の風味や炊き上がりを大切にしたいときには普通の玄米がしっくりくる場面もあります。
このように見ると主食は一つに決めずにその日の体調や生活の流れに合わせて用意すればよく白米に戻る日があってもいいですし調整したいときには無洗米玄米を選び余裕がある日は普通の玄米に向き合うというように行き来できれば食生活の安定につながります。
無洗米玄米との付き合い方のヒント
無洗米玄米は毎日欠かさず食べても良いですが必要なときに選べる位置に置いておくこともでき、その良さが生きてきます。普通の玄米を続けることより生活を整えることを優先したいときに無理なく手に取れる存在です。
忙しい日は食事そのものを用意することが負担になることがあります。そんなときに玄米を炊く準備まで含めて考えると気持ちが遠のいてしまう場合もあります。無洗米玄米は、そうした日の選択肢として玄米との距離を完全に切らずに保つ役割を果たします。
また体調があまり良くないと感じるときにも玄米と白米の中間点として使いやすく白米に戻るほどではないけれど普通の玄米は少し負担に感じるときなどに無洗米玄米は、そのあいだに立ち微調整する余地をつくってくれます。
大切なのは無洗米玄米を「こう使わなければならない」と決めないことです。玄米の代わりでも白米の上位でもなく生活の流れに応じて選び直せる存在として無洗米玄米は玄米食を続けるための工夫としてまた玄米との付き合い方を柔らかくする選択肢として自然に位置づけることができます。
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あとがき|無洗米玄米は「妥協」ではなく調整
無洗米玄米を選ぶことに、どこか妥協しているような感覚を持つ人もいるかもしれません。本当は普通の玄米のほうがいいのではないかとか楽をしているだけではないかなどの迷いが浮かぶこともあるかもしれません。
けれど食事は生活・体調・気持ちの状態に合わせて形を変えながら続いていきますので、いつも同じ距離を保たれるわけではありません。玄米との距離が近い時期もあれば少し離れたい時期もあります。その間の選択肢として無洗米玄米が調整してくれます。
白米に戻る日があってもいいし無洗米玄米で軽くつなぐ日があってもいいはずです。余裕があるときには、また普通の玄米に向き合うというように行き来ができることが食生活を無理なく支えてくれます。
無洗米玄米が合うかどうかは人によっても時期や状況によっても変わります。自分の生活に引き寄せて考えるための材料となれば幸いです。
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他にも玄米についてご興味がおありの方は下の関連記事もご覧ください。玄米に関する疑問がある場合は末尾のサイト内検索をご利用ください。それではよい玄米ライフをお送りくださいませ!




