玄米に興味はあるけれど玄米ご飯の硬さや独特の香りがどうしても気になる。何度か炊いてみたものの白米のようには食べられなかった。そのようなときは玄米をご飯として食べることから少し離れてみてもよいでしょう。
玄米には炊いて茶碗によそうだけでなく、もう一つ知っておきたい食べ方があります。それが「玄米餅」で玄米を餅という別の形で楽しめます。焼いたり煮たりしながら食感や味付けを変えられるため「玄米には魅力を感じるけれど玄米ご飯は苦手」という人にとって新しい入口になるかもしれません。
玄米ご飯が苦手だから玄米そのものが苦手とは限りません。ご飯として食べることにこだわらず自分がおいしいと思える形を探してみませんか。
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玄米餅とは?玄米を餅として楽しむ食べ方
玄米餅とは、もち玄米を使って作られた餅です。一般的な白い餅とは見た目が異なり玄米由来の色合いや風味を感じられるものがあります。製品や製法によって粒感・なめらかさ・香ばしさなどにも違いがあります。
玄米ご飯は炊いた玄米の粒を一粒ずつ噛んで味わいます。一方で玄米餅は餅として加工されているため同じ玄米を原料にしていても口に入れたときの印象は異なります。玄米ご飯では表面の硬さやパサつきあるいは噛んだときの粒感が気になっていた人でも餅という形になることで違った食感として楽しめる場合があります。
焼けば表面の香ばしさを楽しめます。汁物へ入れれば水分となじみ、やわらかな食感に変化します。しょうゆ・海苔・きなこ・大根おろしなどを合わせれば玄米そのものとは違った味わい方もできます。つまり玄米餅は玄米を「茶碗のご飯」からいったん離して考えられる食品です。
玄米ご飯が苦手だった経験だけで玄米を選択肢から外してしまう前に餅という別の形を試してみる方法があります。
玄米ご飯が苦手でも玄米餅なら印象が変わることがある
玄米が苦手と感じる理由は人によって異なりますが硬さが気になる人もいればパサつきが苦手な人もいます。玄米独特の香りが気になることもあれば何度も噛み続けることに疲れてしまうこともありますので「玄米が苦手」という一言だけでは本当に玄米そのものが苦手なのかは分かりません。
たとえば玄米ご飯の粒が口の中に残る感じが苦手なのであれば餅に加工された玄米を食べたときには違った印象を受ける可能性があります。玄米ご飯は粒を残した状態で炊き上げます。玄米餅は餅として加工されているため玄米ご飯とは食感の成り立ちそのものが異なります。
また玄米ご飯を茶碗一膳食べようとすると玄米そのものの味や香りを長く感じることになります。玄米餅ならしょうゆをつけたり海苔を巻いたり汁物へ入れたりしながら一つの料理として味わえます。「玄米ご飯は苦手だったから玄米餅も苦手だろう」と最初からあきらめる必要はありません。
反対に玄米餅なら誰でも食べやすいというわけでもありません。餅特有の粘りや玄米由来の風味が好みに合わない場合もあります。大切なのは玄米という食品を一つの食感だけで判断しないことです。炊く・煮る・焼く・加工する。調理や形が変われば同じ玄米でも感じ方は変わります。玄米餅はその違いを楽しむための選択肢の一つです。
焼く・煮るで変わる玄米餅の食感
玄米餅を初めて食べるなら調理方法による違いにも注目してみましょう。分かりやすい方法が「焼く」と「煮る」です。焼いた玄米餅は表面に焼き目がつくことで香ばしさが加わります。玄米らしい風味と焼いた餅の香りを一緒に楽しめるため香ばしい食品が好きな人には取り入れやすい食べ方です。
しょうゆを少量つけて海苔を巻けば磯辺焼きとして楽しめます。玄米だけを味わうというよりもしょうゆや海苔を含めた一品として食べられることも特徴です。一方で硬さよりもやわらかさを重視したいなら汁物へ加える方法があります。
味噌汁・すまし汁・野菜スープなどへ玄米餅を入れると汁の水分と一緒に味わえます。餅の状態を見ながら好みのやわらかさまで加熱できるため焼いた餅とは違った食感になります。お雑煮のようにだしと野菜を組み合わせる方法もあります。
玄米ご飯を食べたときに「口の中がパサパサする」と感じた人であれば水分のある料理と組み合わせてみるのも一つの考え方です。ただ餅は粘りがあり喉に詰まらせる危険があります。小さな子どもや高齢者などでは特に注意が必要です。
食べる人に合わせて大きさややわらかさを調整し、よく噛んでゆっくり食べることが大切です。玄米餅そのものが食べやすいかどうかだけではなく「どのように調理すると自分が食べやすいか」という視点で試してみましょう。
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玄米餅は味付けを変えると楽しみ方が広がる
玄米餅は味付けによって甘い食べ方にも塩味のある食べ方にもできます。最初は普段から食べ慣れている餅の味付けをそのまま玄米餅へ取り入れてみると分かりやすいでしょう。しょうゆと海苔を合わせれば磯辺焼きにできます。大根おろしとしょうゆを合わせればさっぱりとした味わいになります。きなこをまぶしたり小豆と合わせたりすれば甘味として楽しむこともできます。
味噌汁やすまし汁へ入れて野菜・きのこ・鶏肉などと合わせれば一品の汁物として食べることもできます。ここでのポイントは玄米の風味を無理に消そうとしないことです。玄米の香ばしさと相性のよい食材を組み合わせることで「玄米を我慢して食べる」のではなく料理として楽しみやすくなります。
玄米ご飯が苦手な人ほど最初から玄米餅だけをそのまま食べる必要はありません。海苔・しょうゆ・きなこ・小豆・味噌・だしなど自分が普段から好きな味と組み合わせてみましょう。今日は磯辺焼き。次はきなこ餅。寒い日は野菜と一緒に雑煮にする。このように一つの玄米餅から食べ方を広げられることも玄米の楽しみ方です。
玄米餅を主食や間食として取り入れてみる
玄米餅をどのような場面で食べればよいのか迷うかもしれません。特別な決まりはありません。普段の食生活や食べる量に合わせて考えることができます。朝食なら焼いた玄米餅に海苔やしょうゆを合わせ味噌汁や野菜などを添える方法があります。昼食なら野菜の入った汁物に玄米餅を加えることで雑煮のような一品にもできます。
小腹が空いたときに少量を焼いてきなこなどと合わせる方法もあります。玄米ご飯の場合は「玄米を炊かなければならない」と感じることがありますが玄米餅なら必要な分だけ調理できる製品もあります。
玄米を毎日同じ形で食べ続ける必要もありません。ある日は玄米ご飯。別の日は白米と玄米の混ぜご飯。寒い日は玄米おじや。そしてときには玄米餅。このように選択肢を持っておけば「今日は玄米ご飯を食べたくない」という日があっても玄米との付き合い方を変えられます。
玄米を続けることそのものを目的にするのではなく自分の食生活の中で豊かに楽しめる形を見つけることが大切です。なお餅は食べやすいため量が分かりにくくなることもあります。一度に食べる量を確認しながら普段の食事とのバランスを考えましょう。
玄米餅を選ぶときは原材料と食感にも注目する
玄米餅と書かれていてもすべての製品が同じとは限りません。購入するときは商品名だけでなく原材料や製法などの表示も確認してみましょう。玄米を使ったものでも使用している米や玄米の割合などは製品によって異なる場合があります。
また粒感が残っているものとなめらかに仕上げられたものでは食べたときの印象も変わります。玄米ご飯の粒感が苦手だった人なら玄米餅を選ぶ際にも食感についての商品説明を確認しておくと選びやすくなります。反対に玄米の香ばしさや粒の存在感を楽しみたい人なら玄米らしさを感じられる製品を探してみる方法もあります。
また保存方法・調理方法・賞味期限なども確認しておきましょう。玄米餅について調べていると玄米と白米の栄養成分の違いや食物繊維について気になることもあるでしょうが「玄米ご飯が苦手な人の食べ方」という視点では栄養だけで玄米餅を選ぶ必要はありません。
まずは自分がおいしく食べられるか。どのような調理方法なら食べやすいか。普段の食生活へ取り入れやすいか。そのような視点も玄米餅を選ぶときの大切な判断材料になります。玄米餅と白い餅の栄養成分や食物繊維などについて詳しく知りたい場合は「玄米餅の栄養素|白米餅との違いや食物繊維や消化について解説」で確認できます。
おすすめの玄米餅製品
結わえる 有機玄米もち
玄米ご飯の硬さや粒感が苦手でも玄米そのものをあきらめる必要はありません。ご飯として食べるのではなく「玄米もち」という別の形から楽しんでみるのも一つの方法です。こちらの玄米もちは国産の有機玄米のみを原料に使用し昔ながらの杵つき製法で仕上げられています。玄米ご飯とは異なるもちならではの弾力があり焼けば表面は香ばしく中はもっちりとした食感を楽しめます。
そのまま焼くだけでなく、しょうゆと海苔を合わせて磯辺焼きにしたり、きなこや小豆と合わせたり味噌汁やお雑煮などの汁物へ入れたりと食べ方を変えられることも魅力です。「玄米には興味があるけれど玄米ご飯はどうしても苦手」という方は、まずは玄米もちから自分がおいしいと思える玄米の食べ方を探してみてはいかがでしょうか。
あとがき
玄米に魅力を感じて食べてみたものの硬い・パサつく・香りが気になる。その経験から「自分には玄米が合わない」と感じてしまうことがありますが苦手だったのは玄米そのものではなく「玄米ご飯という食べ方」だったのかもしれません。
玄米を白米と混ぜる。おじやや粥にする。おにぎりにする。チャーハンやリゾットにする。そして玄米餅として食べる。玄米には茶碗のご飯だけではないさまざまな楽しみ方があります。玄米餅もその一つです。焼いて香ばしさを楽しむのもよいでしょう。しょうゆと海苔を合わせてもよいでしょう。やわらかな食感が好きなら汁物へ入れてみる方法もあります。
「玄米ご飯が苦手なら、ご飯として食べなくてもいい」玄米を食べることを我慢や決まり事にせず自分がおいしいと思える形へ変えてみる。その先にこれまでとは少し違った玄米との付き合い方が見つかるかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございます。さらに玄米ご飯が苦手なときの食べ方として玄米麺についてご興味がおありの方は下のボックスから内部リンクしておりますのであわせてお読みください。
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