玄米基礎編

つや姫の玄米とは|品種・味・食感の特徴と白米との違いを解説

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ハク
ハク
こんにちはハクです!今回はつや姫を玄米で食べると味や食感にどんな特徴があるのか教えて?
ゲン
ゲン
はい!こんにちはゲンです。つや姫という品種から玄米の粒・味・食感を見ながら白米との違いや食べ方まで解説するよ。

「つや姫」と聞くと、つやのある白いご飯を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。つや姫は米の品種で田んぼで育ったつや姫からもみ殻を取り除けば白米へ精米する前の「つや姫の玄米」があります。では、つや姫を玄米のまま食べるとどのような味や食感になるのでしょうか。また普段食べている白米のつや姫とは何が違うのでしょうか。

玄米というと栄養や炊き方に目が向きがちですがコシヒカリ・あきたこまち・ひとめぼれなどと同じように「どの品種の玄米なのか」という見方もできます。このコンテンツでは、つや姫という品種の成り立ちから玄米の粒・味・香り・食感や白米との違い・炊き方・つや姫の玄米を選ぶ理由まで順番に見ていきます。

「玄米を食べる」からもう一歩進んで「つや姫という品種を玄米で味わう」という視点から一粒の違いを探してみましょう。

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つや姫とはどのような品種?

つや姫という名前を聞くと、つやのある白いご飯を思い浮かべる方も多いかもしれません。その「つや姫」という名前は一つの米の品種名で私たちが普段目にしている白米も、その前には田んぼで育ち、もみ殻を取り除いた玄米の状態があります。

つや姫は山形県で育成された品種

つや姫は山形県で育成された水稲のうるち米品種です。山形県の資料によると交配組み合わせは「山形70号×東北164号」で1998年に人工交配が行われました。その後、選抜や試験を重ね2009年に「つや姫」として品種登録の出願が行われています。

品種が誕生するまでには単においしい米を選ぶだけではなく収量・品質・病気への強さ・栽培地域への適応性など、さまざまな性質を確かめながら長い年月をかけて選抜が続けられます。現在一つの名前で呼んでいる「つや姫」も、そうした育種の積み重ねから生まれた一品種です。

つや姫の系譜をたどると「亀ノ尾」につながる

つや姫の品種としての背景をさらにたどっていくと山形県庄内地方で生まれた「亀ノ尾」へとつながります。亀ノ尾は明治時代に選抜された品種で、その後のさまざまな米の育種に関わってきました。つや姫は亀ノ尾そのものを直接交配して作られた品種ではありませんが系譜をさかのぼることでそのつながりを確認できます。

一粒の玄米だけを見ていると、その米がどのような道筋を経て現在の品種になったのかまでは分かりませんが品種名から系譜をたどってみると一粒の向こう側に長い米づくりの歴史があることが見えてきます。

名前だけでなく品種としてつや姫を見る

つや姫は炊飯したときの外観・食味などが紹介されることの多い品種ですが、どのような品種なのか。玄米の粒にはどのような特徴があるのか。そして玄米として炊いたときにどのような味や食感を感じるのか。「つや姫」という名前を入口に一粒の米そのものへ目を向けていくと普段食べているご飯とは少し違った品種の見方ができるようになります。次は白米になる前の「つや姫の玄米」に目を向けてみましょう。

つや姫を玄米で食べるということ

「つや姫の玄米」と聞くと、つや姫とは違う種類の米を想像するかもしれませんが「つや姫」は品種の名前で「玄米」は米の精米状態を表す言葉です。田んぼで収穫された稲からもみ殻を取り除くと玄米になります。その玄米から糠層や胚芽などを取り除いて精米したものが白米です。そのため、つや姫も白米になる前にはつや姫の玄米として存在しています。

同じつや姫でも玄米と白米では残っている部分が違う

玄米と白米の違いを考えるときに品種が変わるわけではありません。つや姫の玄米を精米して白米にしても品種はつや姫のままです。変わるのは米粒のどの部分を残しているかです。玄米には胚乳の外側を覆う糠層や胚芽などが残っています。

精米するとこれらの部分が取り除かれていき普段目にする白い米へ近づいていきます。つまり品種を見るなら「つや姫」米の状態を見るなら「玄米・分づき米・白米」というように分けて考えることができます。

つや姫は玄米の粒にも目を向けられる

つや姫を玄米として見るうえで興味深いのが玄米の粒そのものについても調査されていることです。山形県などが紹介している品種特性では、つや姫はコシヒカリと比較して2.0mm以上の厚さを持つ割合が高く粒ぞろいが良好であることが示されています。

ただ「粒が大きいから玄米として必ずおいしい」といえませんし玄米を食べたときの印象は品種だけでは決まりません。産地や栽培条件・収穫後の保存状態に加え浸水時間・水加減・炊飯方法などによっても変わります。それでも白米としての食味だけでなく玄米の段階から粒の特徴を見ていけることは、つや姫を玄米として知る一つの手掛かりになります。

玄米にすると品種の特徴はなくなる?

玄米には糠層や胚芽が残っているため白米と比べると噛み応えや玄米特有の香りを感じやすくなりますので「玄米にしてしまえば品種の違いは分からなくなるのでは?」と思うかもしれませんが玄米であっても、もとになっている米の品種の特徴がなくなるわけではありません。

粒の形や大きさあるいは、でんぷんの性質などは品種を見るための手掛かりになります。一方で実際に食べたときには、そこへ糠層や胚芽を残している玄米ならではの食感や香りが重なります。「つや姫という品種の特徴」と「玄米として食べることで生まれる特徴」この二つを分けながら見ていくことが、つや姫の玄米を知るポイントです。

では実際につや姫を玄米として炊いたとき味・香り・粘り・粒感・噛み応えにはどのような特徴があるのでしょうか。次章では「つや姫玄米の味と食感」から、一膳の中に現れる特徴を見ていきます。

つや姫玄米の味・香り・食感の特徴

つや姫について調べると「甘み」「うまみ」「粒立ち」「粘り」といった言葉を目にすることがありますが、こうした評価の多くは精米して炊飯したご飯を対象としたものです。つや姫を玄米で食べる場合は同じ特徴がそのまま感じられるとは限りません。

ハク
ハク
つや姫という品種と玄米の特徴が合わせて感じられるんだね!

玄米には白米では取り除かれる糠層や胚芽が残っているため品種そのものの特徴に玄米ならではの香りや噛み応えが加わります。そこで、つや姫玄米の特徴は「つや姫だから感じられる部分」と「玄米だから感じられる部分」を分けながら見ていきます。

粒を感じながら食べられる

つや姫は玄米の粒ぞろいにも特徴が見られる品種です。ただ玄米として炊けば糠層が残っているため噛んだときにも玄米らしい粒感や噛み応えが加わりますし玄米の状態・浸水時間・水加減・炊飯方法などによっても変わりますので、つや姫という品種の特徴と、どのように炊いた一膳なのかを確かめておく必要があります。

甘みは玄米でも感じられる?

つや姫は白米として炊飯した場合、甘みやうまみなどが特徴として紹介されています。では玄米ではどうでしょうか。つや姫である以上、玄米にしたから品種そのものの特徴が変わるわけではありませんが糠層や胚芽が残ることで白米とは口当たりや香りが異なり甘みの感じ方にも違いが生じます。

そのため「白米のつや姫が甘いから、つや姫玄米も同じように甘い」のですが玄米らしい香ばしさや噛み応えと共に、つや姫の味わいを確かめてみてください。噛む回数が増えることによってつや姫の特徴が感じられます。

玄米ならではの香りも加わる

白米と玄米を食べ比べた時に気づくのが香りの違いです。玄米には糠層や胚芽が残っているため炊飯すると白米とは異なる香ばしさや玄米特有の香りを感じることがあります。これはつや姫だけに見られる特徴ではありません。

そのため、つや姫玄米の香りを考える場合も「つや姫だから生まれる香り」と「玄米だから生まれる香り」が合わさります。玄米特有の香りを強く感じるか、香ばしいと感じるかについても個人差があります。

つや姫玄米を見る5つのポイント

つや姫の玄米を実際に食べる機会があれば「おいしい・おいしくない」は大切ですが、いくつかのポイントに分けて確かめてみると品種を知る楽しみが広がります。

見るポイント 確かめたいこと
粒 粒の大きさ・形・粒ぞろいなどを見る
食感 粒感・粘り・噛み応えなどを確かめる
味 噛んだときの甘みや米そのものの味わいを確かめる
香り 玄米らしい香ばしさや香りの感じ方を確かめる
炊き上がり 浸水・水加減・炊飯方法による違いを見る

こうして一つずつ見ていくと、つや姫玄米の印象を単に「硬い」「もちもちしている」といった一言だけで表す必要がなくなります。同じつや姫でも炊き方を変えれば食感が変わることがありますし別の品種を同じ条件で炊けば違いを感じることもあります。品種のおことを知ったら実際炊いてみて一膳の玄米から印象を確かめてみるのも楽しいことです。

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白米のつや姫と玄米のつや姫はどう違う?

白米のつや姫と玄米のつや姫は、もとになっている品種はどちらも同じ「つや姫」で違うのは品種ではなく精米の状態です。玄米から糠層や胚芽などを取り除いていくことで白米になります。そのため同じつや姫でも玄米と白米では見た目だけでなく食感・香り・炊き方などにも違いが現れます。

同じ品種でも食べた印象は変わる

白米に精米すると米粒の外側にある部分が取り除かれるため玄米と比較すると口当たりがやわらかくなります。一方、玄米には糠層や胚芽が残っているため一粒一粒を噛んで食べる感覚や玄米特有の香ばしさを感じやすくなります。「つや姫をどの精米状態で食べるか」によっても一膳の印象は変わりますので違いを整理してみましょう。

見るポイント つや姫の玄米 つや姫の白米
品種 つや姫 つや姫
精米状態 糠層・胚芽などが残っている 糠層・胚芽などの多くを精米で取り除いている
見た目 淡い褐色を帯びている 白色
食感 粒感や噛み応えを感じやすい 玄米よりやわらかな口当たりを感じやすい
香り 玄米特有の香ばしさを感じることがある 馥郁(ふくいく)として優れている
炊飯 浸水時間や水加減などを玄米に合わせる 一般的な白米の炊飯方法で炊ける

「つや姫らしさ」と「玄米らしさ」を分けて考える

つや姫の玄米を理解するときに大切な二つの視点があります。一つは品種としてのつや姫で粒の特徴やでんぷんの性質などつや姫という品種がもともと持っている性質があります。もう一つは玄米としてのつや姫で糠層や胚芽が残っていることで白米とは異なる噛み応え・香り・口当たりが加わります。玄米そのものの構造や炊飯条件が関係してくるからです。

同じつや姫を玄米と白米で食べ比べるとどう違う?

つや姫を玄米と白米で食べ比べると同じ品種でありながら一膳から受ける印象には違いが見えてきます。白米のつや姫は白く艶やかな炊き上がりに加え甘み・うまみ・口あたり・粒のしっかりした食感などが食味評価でも特徴として確認されています。精米によって糠層などが取り除かれるため、つや姫が持つこうした食味を捉えやすくなります。

一方、玄米では糠層や胚芽が残るため最初に感じやすいのは一粒一粒の存在感や噛み応えです。実際につや姫を玄米で食べている人の感想を見ると粒の大きさやモチモチとした食感を挙げるものがあり噛んでいくことで香り・甘み・旨みを感じたという声も見られます。つや姫は玄米の段階でも粒ぞろいの良さが確認されているため玄米では白米とは違った形で一粒の特徴に目を向けることができます。

つまり玄米にするとつや姫らしさがなくなるというよりも、つや姫の特徴を感じる順番が変わると考えると分かりやすいでしょう。白米では白さやつや、やわらかな口あたりから甘み・旨みへ目が向きやすく玄米では粒感や噛み応えから入り噛み進めながら香りや米の味を確かめていくような食べ方になります。

白米はつや姫の食味を分かりやすく味わい、玄米はつや姫の一粒を噛みながら味わう。どちらがおいしいかは大切ですが同じつや姫を精米前と精米後で食べ比べてみることで品種そのものの特徴と玄米・白米という精米状態による違いをより具体的に感じ取ることができます。

次章では、そのつや姫玄米の特徴を生かしながら食べるために、浸水・水加減・炊飯方法など実際の食べ方へ進んでいきましょう。

つや姫玄米をおいしく食べるには?

つや姫という品種に興味を持って玄米を購入しても白米とまったく同じように炊けば品種の特徴を十分に楽しめるとは限りません。玄米には糠層が残っているため水が内部まで入りにくく浸水時間や水加減が炊き上がりを左右します。せっかく品種から玄米を選ぶのであれば玄米の基本的な炊き方を押さえたうえで自分が食べやすい硬さや粒感へ調整していくとよいでしょう。

ゲン
ゲン
一度の炊飯だけで決めないで水加減や浸水を変えながら自分好みのつや姫玄米の炊き上がりを探していけばいいよ!

まずは十分に浸水させる

玄米を炊くときに意識したいのが浸水です。白米よりも水が浸透するまで時間がかかるため十分な浸水時間を取ることで炊き上がりの硬さを調整しやすくなります。常温で浸水する場合は気温にも注意が必要で気温の高い時期に長時間置く場合は冷蔵庫を利用するなど衛生面にも配慮します。つや姫玄米を初めて炊く場合は購入した商品の表示や炊飯器の取扱説明書も確認しましょう。

玄米モードがあれば活用する

炊飯器に玄米モードが搭載されている場合は基本的にはその設定を利用すると炊きやすくなります。玄米モードは白米とは異なる吸水や加熱を想定して設定されているためです。一方、玄米モードがない炊飯器の場合は十分に浸水させ水を白米より多めにして炊く方法などがありますが機種によって対応が異なります。

硬さが気になるなら水加減を調整する

つや姫の玄米を食べて「もう少しやわらかくしたい」と感じた場合は水加減や浸水時間を見直してみましょう。反対に粒感をもう少し残したい場合は炊飯条件を少し変えて自分の好みに近づけていく方法もあります。ここで覚えておきたいのは一度炊いたときの食感だけで品種を判断しないことです。

同じつや姫玄米でも浸水時間・水加減・炊飯器や鍋・炊飯方法・保存状態などによって炊き上がりは変わります。炊飯条件による違いがなかったかを確認すると品種そのものの特徴も見つけやすくなります。

白米と混ぜてつや姫玄米を試してみる

玄米100%では噛み応えや香りが気になる場合、最初からすべてを玄米にする必要はありません。白米へ少量の玄米を加えて炊き食べやすさを確かめながら割合を変えていく方法もあります。ただ玄米と白米では吸水しやすさが異なるため玄米を先に浸水させてから白米と合わせるなどの工夫が必要です。

玄米を少量から試す方法は「つや姫という品種を玄米でも食べてみたいけれど玄米100%は少し不安」という場合にも取り入れやすいでしょう。

「品種」と「炊き方」の両方から一膳を見る

玄米の品種を知るというと品種名や特徴に目が向きがちですが実際に食べる段階では品種だけで一膳の味や食感が決まるわけではありません。つや姫という品種を選び玄米という状態で食べ、さらに浸水や水加減を変えてみる。こうして「どの品種を選ぶか」と「どう炊くか」の両方を見ることで自分にとって食べやすいつや姫玄米の一膳へ近づけていくことができます。

つや姫の玄米を選ぶ理由

玄米売り場を見ると製品名に単に「玄米」と書かれているものもあればコシヒカリ・あきたこまち・ひとめぼれ・つや姫など品種名が表示されているものもあります。どれを選べばよいのか迷ったとき産地や価格だけでなく品種を一つの手掛かりにして玄米を選ぶという方法があります。その選択肢の一つが、つや姫の玄米です。では、どのような視点からつや姫玄米を選ぶことができるのでしょうか。

品種が分かる玄米を食べてみたい

つや姫玄米を選ぶ理由の一つは「何という品種の玄米を食べているのか」が分かることです。コシヒカリを玄米にすればコシヒカリ玄米になり、つや姫を玄米で食べればつや姫玄米になります。「玄米を食べる」というところからもう一歩進んで「今日はつや姫の玄米を食べてみよう」と品種から選べば一粒一粒の違いにも目を向けやすくなります。

玄米の粒にも注目して選びたい

つや姫は炊飯後の白米だけでなく玄米の粒についても特徴が調査されている品種です。前述したように品種特性として玄米の粒ぞろいの良さなどが示されています。もちろん粒がそろっていることだけで食べたときのおいしさが決まるわけではありません。

それでも白米になってからの評価だけではなく玄米の段階ではどのような粒なのかという視点から品種を選んでみたい方にとって、つや姫は興味深い選択肢になります。

白米で知っているつや姫を玄米でも味わってみたい

普段つや姫を白米で食べているなら同じ品種を玄米で食べてみるのも一つの楽しみ方です。品種は同じでも糠層や胚芽を残すことで見た目・香り・口当たり・噛み応えなどは変わります。「白米ではこう感じたけれど玄米ではどうだろう」そんな視点で食べ比べれば別々の品種を比較するのとは違った発見があります。白米から玄米へ単純に置き換えるのではなく一つの品種を異なる精米状態から味わってみるという楽しみ方です。

ほかの品種の玄米と食べ比べたい

つや姫玄米だけを食べても、その特徴がつや姫によるものなのか玄米全般に見られるものなのか分かりにくいことがあります。そこで試してみたいのが、ほかの品種との食べ比べです。コシヒカリ・あきたこまち・ひとめぼれ・ササニシキなど品種名が分かる玄米を同じような条件で炊いてみます。

粒の見た目・香り・粘り・噛み応え・味などを意識しながら食べれば、それぞれの違いを探すことができます。

こんな選び方をしたい つや姫玄米を見るポイント
品種から玄米を選びたい 「つや姫」という品種が明確な玄米として選べる
玄米の粒にも注目したい 粒の大きさ・形・粒ぞろいなども観察してみる
白米との違いを知りたい 同じつや姫を玄米と白米で食べ比べてみる
品種による違いを知りたい ほかの品種の玄米と同じ条件で比較してみる
自分に合う玄米を探したい 味・香り・粒感・粘り・噛み応えなど自分が重視する点から判断する

「玄米だから」から「つや姫だから」へ

玄米を選ぶ理由は人によって違います。玄米という精米状態に興味を持って選ぶ人もいれば味や食感から選ぶ人もいます。炊きやすさや産地・価格を重視する人もいるでしょう。そこにもう一つ加えられるのが「品種から選ぶ」という視点です。

つや姫玄米について知ることもつや姫とほかの玄米を比較して順位をつけるためではありません。つや姫にはつや姫の特徴がありコシヒカリ・あきたこまち・ひとめぼれ・ササニシキなどにも、それぞれ品種としての背景があります。

玄米だから選ぶことから少し視点を変えて「つや姫という品種を玄米で味わってみたいから選ぶ」へと見方を変えていくと、これまで一つに見えていた「玄米」の中にもさまざまな違いがあることに気づきます。

つや姫玄米を一つの入口にして次は別の品種を選んでみる。そんな食べ比べを重ねながら、自分が好きだと思える玄米の品種を探していくのも玄米を楽しむ方法の一つです。

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あとがき|「つや姫」という名前が生まれるまで

米の品種名を眺めていると、その時代ごとの米に対する思いや価値観が見えてくることがあります。「つや姫」という名前も最初から決まっていたわけではありません。山形県によると名称は全国から公募され最終的に「つや姫」が選ばれました。「つや」は炊き上がった米のつやを連想させ「姫」からは大切に育てられた米という印象も伝わってきます。

興味深いのは品種が研究されている間には現在とは違う名前で呼ばれていたことです。つや姫は育成過程で「山形97号」という地方番号を与えられていました。まだ「つや姫」という名前を持たない一つの系統が試験や選抜を重ね、やがて私たちが店頭で目にする品種になっていったのです。

スーパーの米売り場では「つや姫」という完成された名前だけを目にしますが、その名前の前には番号で呼ばれていた時間があります。そう考えると米の品種名は単なる商品のラベルとは少し違って見えてきます。田んぼで選抜された一粒が育成番号を持ち試験を重ね、やがて名前を与えられて食卓へやってくる。

玄米の袋に書かれた「つや姫」という3文字の向こう側には、そんな品種誕生までの時間も隠れています。今度つや姫を手にしたときは、ご飯の味だけでなく袋に書かれた品種名にも少し目を向けてみてください。一粒の米に名前が付くまでを知ることも玄米の品種を楽しむ小さな入口になるかもしれません。

ここまでお読みいただきありがとうございます。さらに、ななつぼしの玄米についてご興味がおありの方は下のボックスから内部リンクしておりますのであわせてお読みください。

https://sukko.jp/genmai-hinshu-nanatubosi/

他にも玄米についてご興味がおありの方は下の関連記事もご覧ください。玄米についての疑問がおありの方は末尾のサイト内検索をご利用ください。それではよい玄米ライフをお送りくださいませ!

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