もち玄米は健康に良さそうだけれど普通の玄米のように炊くと上手くいかないと感じられる場合があります。そんな時もち玄米は自分には合わないのではないかと考えがちですが一旦コツをつかむと季節や体調によって自分好みに調整できます。
また量や頻度を調整できますので、このコンテンツでは、もち玄米の魅力を必要なときに必要なだけ受け取れるような考え方を通して楽しみ方を解説していきます。
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もち玄米の炊き方で失敗しやすい理由
もち玄米を炊いてみて、べたつく・重い・食べにくいと感じた経験があるかもしれません。そしてその違和感から、もち玄米を炊くのは難しいので自分には合わないのではないかと感じてしまうこともありますが普通の玄米と同じ炊き方をしていることが原因の場合もあります。
もち玄米は粘りが出やすい性質を持っていますので、うまく使えば満足感や食べ応えにつながりますが水や浸水時間を増やしすぎると、粘りが前に出すぎて重たい炊き上がりになりやすいという特徴もあります。
とくに多いのが硬くなりそうだから水を多めにするとか玄米だから長めに浸水させるとか白米と同じようにしっかり混ぜるといった対応です。これらは普通の玄米では有効なことが多いのですが、もち玄米では逆にべたつきや重さを強めてしまう場合があります。
その結果、量以上に満腹感が強くなったり食後に胃腸への負担や体の重さを感じたりして良い印象につながらないことがあります。そんな時にも向いていないと決めつけないで炊き方を少し調整していけば解決できることもあります。
普通の玄米との炊き方の違い
もち玄米と普通の玄米は見た目が似ていても性質は同じではありません。この違いを知らないまま炊くと「玄米ではうまくいったのに、もち玄米はうまくいかない」ということになってしまいます。
まず大きな違いが水の吸い方です。普通の玄米は表皮が比較的しっかりしているため浸水時間を長めにとり水加減をやや多めにすることで硬さを和らげる方向に調整することができますが、もち玄米は水を吸いやすく粘りが出やすい性質を持っています。
そのため普通の玄米と同じ感覚で浸水を長くしたり水を多めに入れたりといった調整をすると粒の中まで水が入りすぎてしまい炊き上がりが重くなりやすくなります。とくに浸水時間の違いは影響が出やすいポイントです。
普通の玄米では一晩浸水が定番とされることもありますが、もち玄米では長時間の浸水が必須とは限りません。むしろ浸水を長くしすぎることで粘りが前に出すぎてしまうケースもあります。
水加減についても同様で普通の玄米では白米より多めの水が必要になりますが、もち玄米では「玄米だから多めにする」という考えが、そのまま当てはまらず水を増やすほど、もち玄米特有の餅感が強まり食べ応えはありますが消化負担が増えることがあります。
もち玄米は普通の玄米とは性質が違い炊き方をそのまま当てはめると、もち玄米ではデメリットとなりやすいですが知っていればこれらのことは防ぐことができます。
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もち玄米ならではの炊き方の基本
もち玄米をうまく炊くために大切なのは特別な道具や難しい手順ではありません。普通の玄米と同じ感覚で行わないことで、炊き上がりの印象は大きく変わります。まず意識したいのが浸水です。もち玄米は水を吸いやすいため長時間の浸水は必須ではありません。
目安としては数時間程度で十分で季節や米の状態によっては短めでも問題ありません。浸水を長くしすぎると粒の中まで水が入りすぎて炊き上がりが柔らかくなりすぎたり粘りが強く出たりすることがあります。
次に水加減です。もち玄米は白米よりやや多い程度の水で炊ける場合が多く玄米だからたっぷり水を入れるという考え方は必ずしも当てはまりません。水を増やすほど、もち玄米特有の餅感が強まり食べ応えはありますが胃腸の負担や体の重さとなる場合があります。まずは控えめな水加減から始めて必要に応じて調整するほうがうまくいくことがあります。
炊き時間についても長く加熱すれば良くなるというものではなく炊飯器の標準的な玄米設定や白米モードで十分なケースもあります。必要以上に加熱時間を延ばすと粒が一体化しやすくなり、べたついた印象になりやすくなります。
炊き上がり後の蒸らしも重要なポイントです。もち玄米は余熱の影響を受けやすいため蒸らしすぎると粘りが前に出やすくなります。炊飯器の標準蒸らしで止め追加で長く置く必要はありません。もし炊き上がりが柔らかすぎると感じた場合は次回は浸水を短くするか水を少し減らすなどといった方向で調整すると改善しやすくなります。
ここで覚えておきたいのは、もち玄米は「しっかり柔らかく炊く」のではなく粘りを出しすぎないことで心地よい食感を目指すのが良いようです。
炊飯器で炊くときのポイント
もち玄米は土鍋や圧力鍋でなくても炊飯器で十分においしく炊けます。まず迷いやすいのが炊飯モードで玄米専用モードがある場合でも必ずしもそれに固定する必要はありません。もち玄米は水を吸いやすく粘りが出やすいため機種によっては玄米モードの加熱や蒸らしがマイナス効果となることがあります。初めて炊く場合は標準的な白米モードや負荷の強すぎない玄米設定から試すと、もち玄米の特長を引き出し失敗しにくくなります。
炊き時間についても同じ考え方です。長時間炊けば良くなるわけではなく加熱が強すぎると粒が一体化しべたついてしまうことがあります。炊飯器が自動で調整する時間を信頼し追加加熱や再炊飯は控えめにするほうがもち玄米の食感は良くなります。
普通の玄米に慣れている方やもち玄米初心者の方がやってしまいがちなのが玄米だから念のため強めにとか失敗が怖いので多めにあるいは長めにという判断ですが裏目にでることがあります。
炊き上がったあとは、すぐにふたを開け軽くほぐす程度で十分で白米のようにしっかり混ぜる必要はなく空気を入れるイメージで行い茶碗によそえば美味しくいただけます。
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白米と混ぜて炊くという選択肢
もち玄米を続けにくいと感じたとき白米と混ぜて炊く方法はとても有効です。これは妥協ではなく、もち玄米の性質を活かすための調整と考えると分かりやすくなります。もち玄米は少量でも食感や満足感が出やすく食べ応えのある食品です。
そのため、すべてをもち玄米にしなくても白米に混ぜるだけで存在感が残りやすいという特徴があります。比率の目安としては白米7:もち玄米3或いは白米8:もち玄米2といった割合から始めると食べやすく胃腸への負担や体の重さも出にくくなります。
初めて混ぜる場合は2割程度でも十分に「もち玄米らしさ」を感じられることが多いです。この方法の良い点は水加減や浸水の失敗が出にくく、その日の体調や食事内容に合わせて少なめにしたり多めにしたりと調整できることです。
炊き上がりが固い・柔らかすぎると感じたときの調整法
もち玄米を炊いてみて一度や二度、固いとか柔らかすぎると感じたとしても経験として次につなげていきましょう。まず、べたつくと感じた場合は浸水時間を短くする・水を少し減らす・蒸らしを長く取りすぎないといった方向で調整してみます。
柔らかすぎると感じた場合は水が入りすぎていたり時間が長すぎる可能性があります。もち玄米は水や熱が多すぎないように、まずは控えめに調整するのが有効です。固いと感じた場合は浸水が短すぎたか水がやや少なかったというケースが考えられます。
この場合は水を少しだけ増やすか浸水を少し長くするなどの調整をほんの少しずつから試すのがポイントです。個体差もありますので、次に生かせるようメモを取るなどしながらコツを少しずつ掴んでいきましょう。浸水・水・時間を同時に調整すると、何が影響したのか分かりにくくなりますので意識して行いたいところです。
また炊き上がりだけでなく食後に胃腸への負担や体の重さ感じるほか続けにくいと感じる場合は食べる量を少し減らしてみたり白米と混ぜる割合を増やしてみたり毎日ではなく間隔を空けるといった調整も必要かもしれません。
体からのサインはしっかり受け止めて状態に合わせて調整を行い、もち玄米が続かないと感じたときにも自分から、もち玄米に無理に合わせにいく必要は見受けられません。もち玄米は気楽な感じで扱う視点を確認していきましょう。
毎回この炊き方でなくていい
もち玄米の炊き方は一度決めたら変えてはいけないものではありません。むしろ毎回同じ炊き方にこだわらないほうが続けやすいといえます。体調・季節・食事全体の内容によって同じもち玄米でも、感じ方は変わります。
暑い時期は軽めに感じたい日もありますし寒い時期や活動量が多い日は少しもっちりしていても心地よく感じることがあります。そのため浸水を短くしたり水を少し減らしたり白米と混ぜたりといった調整を、その都度行って季節や体調の変化に合わせていくのももち玄米との付き合い方の一つです。
またもち玄米は毎日食べなければならないわけでもありません。今日は白米、今日はもち玄米、今日は混ぜご飯といったように選ぶのも楽しみ方の一つですし気分や状況に応じて選び直していきましょう。
もし今日は重く感じるとか、あまり進まないなどと感じたら次の食事で量を減らしたり別の食事をしたりすることも自然なことです。ここで大切なのは炊き方が合わない=自分に向いていないと結論づけると楽しみが減ってしまいますので炊き方や頻度を変えることで印象を変えながら付き合っていくのも良いかもしれれません。
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あとがき|もち玄米は「炊き方」で調整できる
もち玄米は炊き方や量、頻度で印象が変わる食事で硬い・重い・続かないと感じたときも
失敗や相性の問題と考えるのは少し待って浸水・水加減・蒸らしなどを少し変えるだけで印象が変わります。白米を選ぶ時があってもいいですし、もち玄米を休む日があっても体調や気分に合わせて選び直すことがもち玄米と気楽に付き合う方法です。
もし、もち玄米で胃腸に負担を感じたり体が重く感じられた経験があっても炊き方を調整して楽しむという選択肢があることをどこかに残しておくだけで十分です。魅力たっぷりのもち玄米ですので一つの選択肢として必要なときに思い出せる存在であれば良いのではないでしょうか。
このあと「もち玄米は太るのか」といったテーマに進むときも今日の炊き方の視点が判断を少し楽にしてくれるはずです。
さらに、もち玄米やおすすめ製品にご興味がおありの方は下のボックスから内部リンクしておりますのであわせてお読みくださいませ。
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